Make:Tokyo Meeting 05 出展

it's me
2日目は、雨だったけど、1日目はきれいに晴れてむしろ暑いぐらいだった。

改造したMonotronをMake: Tokyo Meetingに持って行った。
きれいに作りすぎたのか、ふーん、そういうもんね、という視線を浴びてきた。昔からの知り合いが僕のブースに来て、「相変わらずpARMが(以前僕が組み立てた手作りシンセ)良い感じで鳴ってるなとおもったら、Monotron!じゃん」有る意味成功。僕がずーっと欲しかったシンセにまた一歩近づけたんだとも思う。
会場には、それこそ、思春期でアレしか考えられない少年が、悶々としたエネルギーをぶちまけちゃった的な濃厚なにおいが立ち込めている。

燃え立つようなエネルギーを全身に感じるのもこのイベントの面白いところ。それなりに気を張っていないと、負けてしまうぐらい。熱気酔いというか。

僕は今回で3回目の参加。僕にとって、Make: Tokyo Meetingは、作り手と、もうすぐ作り始める人たちの邂逅する場所。前回見に来てくれた人が、今回は隣のブースで音を出してる。そんな場所だと思う。(今回、本当にそうなった。どんどん広がっていけばいいと思う)そゆ意味で、僕は、そっち側とこっち側みたいなスタンスは最初から拒否。机の後ろにはまわらず、机を下げて通路側に自分の席を置いた。
もちろん、僕だってリボコンは練習初めてホンの数年。うまく演奏できるわけなんか無い。でも、触ってると楽しいのだ。
そんな楽しさが伝わったのか、「こいつへぼいなー、ちとわしにやらせてみろよ」と思ってるのか、ニヤニヤ笑いながら見ているお兄ちゃんに、「さわってみます?」とリボコンを手渡す。もー、夢中になって撫で回してる姿を見て、「してやったりっ!」
楽器を手作りするのは楽しい。でも、それを演奏するのはモット楽しい、そんなメッセージは届いただろうか...。

そういえば、MTMでは、「ちょっといいですかー」と期間中にビデオの取材を受けた。一つずつ追加した機能をあげて、説明するべきだったのに、ちょっと音がでたら、気が狂ってしまって、Kanokeyをバキバキいわせながら、ヤンハマーのまね(しかも、相当にへぼい)をやってしまった。ふと気が付くと、「ありがとうございましたー」と言われて、呆れ顔をのスタッフと一緒に去って行くのを見送ったりして。一生の不覚。自分の性格の改造のほうが必要だと思った。

楽しいことばかりでもなかった。改造Monotron、なずけて「Monotron+」と同時デビューを飾った、「USB-MIDI->レガシーMIDIコンバーター」が2日間の会期の間に壊れた。

「NXP ARM基板のよくあるご質問(No.3)」のパスコンと、ショットキバリアダイオードの追加はマストということらしい。壊れたのは、コンバーターだけでなく、ナノキーの鍵盤もむしれた。多分、撤収の時、乱暴にバッグに入れた時じゃないかと思う。最後の最後でミス!。nanokeyの持ち運びにはケースが必須かもしれない。
実は、これ再犯。MTM直前にもぶつけて鍵盤をむしってるのだ。MTMは、某所から救援物資が届いて事なきを得たんだけど、6月の終わりにもイベントへの参加を予定していて、さすがに、セロテープで補強したNaonkeyはまずげ。むしれた2台のナノキーを並べて、ため息をついている。後日、ニコイチしてみるつもり。

冒頭の写真は、武蔵野電波の「船田戦闘機」さんが撮影くださって後日メールで送ってくださったもの。ありがとうございます。

8Pin AVR Resetter

8PinAVR Resetter
8PinAVR Resetter(クリックで大きくなる)

MTMへ向けて準備してる時はそうでもなかったのだけど、いざ、終わってしまうと、イベントに間に合わせるためのでっち上げ感がそこはなと無く漂う。
CPUそれぞれにひとつづつトリミングしないと動かないとか、もう、メーカーには絶対できない、アマチュアならではの荒業。自慢だったのだけどふと気が付くと、結果として、自分の首を絞めているだけ。
追試がむずかしさをあげているのは、やっぱり、クロックスピードのトリミングかなとおもう。
というわけで、水晶を使って、クロックは安定を狙いたいのだけど、水晶をつけると、PINの数が足りなくなってしまう。リセットピンをIOとして使うと、プログラムの再書き込みができなくなってしまうのだ。1発勝負デバッグなしって訳にはなかなか行かない。(てか、それじゃ、ちっとも面白くない)コンフィギュレーションフューズをリセットするハードが必要。
本筋とはずれるなあ、まあ、ずれるのもいいんだけど、成果物がでないまま、だらだら続けるのも疲れるので、とりあえずここは、深く考えず、ネット上で活躍されている色々な方が公開されている、必要な機能を実装したハードを追試させていただく形で、狙いのハードを手に入れることにする。 詳細は以下。

MIDI-IF version 2

ハードウエアで足りない部分は、上記のリセッタを使うことで1本IOを確保できたので何とかなりそうだ。後はソフトウエア
Version1は、AVR304: Half Duplex Interrupt Driven Software UART on tinyAVR and megaAVR devicesを基にした。これは0番目の8Bitのタイマーを使っているのだけど、Tiny45ではPWMの出力に使うタイマーの出力ピンと水晶の入力のピンがぶつかる。これを空けるためにソフトの構成を変えなければいけない。
ただ、CTCモード(狙いの値に到達したら自動でカウンタを0に巻き戻す機能)があったり無かったりなど、それぞれのタイマーには、微妙な機能にキャラが付いていて、移植と言うか書き換えはちょっと面倒だった。
僕のこのCPUへ対する理解不足や、勘違い、バグなどあったら、お知らせいただければと思う。

  • Monotron用小型MIDI-IF回路図Version2
  • PCBデザイン例
  • Monotron用小型MIDI-IF回路図Version2 firmware

現在上記のリンクは、データがありません。
データのバックアップにミスって、最終版の回路図や、ファームウエア一式が失われました。参考になる情報として公開したいと思っており、後日、テストされていないデータやソフトとして公開する意思があることだけ表明しておきます。

組み立てようとして...

Monotron専用MIDI-IF試作バージョン
Monotron専用MIDI-IF試作バージョン(クリックで大きくなる)

水晶をつけられるようにして、PWMの取り出しとゲートの取り出しのピンを変える。
ソフトが心配だったのでブレッドボードで色々試してみていけそうな感じになってきたところで、PCBデザインも変更を開始。
もともとは、Monotron本体の中に、MIDI-CVコンバーターが入れられないかなという理由で、小さなTiny45を選んだんだけど、この時点でどうやっても入らない。もう、部品並べたらおなかいっぱいサイズまでギチギチにつめても、DIPの部品ではどうやっても、Monotronの入るようなサイズにはならない。しかも今回は、水晶が追加になる。
SMDのTiny45も手に入れたのだけど、ソケットが使えるDIPなら省略できたISPのコネクタは省略できなくなるし、水晶(これが小さいのが意外に手に入らないのだ)も追加されて、結局どうやっても小さくならなそうだ。

あれー?調整なしで動かせるが狙いって、おい、もともとの狙いが外れてねえか?と。
どしても、ケースの中に入らないから、泣きながら、ケース詰め替えたんじゃねーか。もう、MIDI-IFを小さくする必要なんかないんじゃないか?足りない足を何とかするとか、8Pin DIPのCPUで無茶な事やる必要が本当にあるのか...という根源的な問題にぶち当たる。というか、本当言うと、このソフトのためのPCBデザインに飽きた。

ケース変えちゃった今、MIDI-CVが小さい必要なんかちっともないし、実際組み立ててみて動かしてみて、自分でも足りないと思う機能がいろいろあるじゃないか。Tiny45やめてもっとピン数の多いCPUを使えばできる、あんなことやこんなことが頭をよぎる。
ソフトウエアでMIDIのシリアル受信というソフトウエア的な挑戦は面白いけど、楽器として、イマイチじゃ、本末転倒。ジャどんな機能がほしいんだろうと考えてみると、やっぱ時間を掛けて作ったSX-150用のMIDI-IFは完成度が高い気がしてきた。あれがママ乗りゃいいんじゃねーの...と。
SX-150のMIDI-IFも、問い合わせが多いので、決定版として作り直して、ついでにMonotronにも使えたらいいかもしれないと思いつつ見直してみると、DIPの8PinのCPUで組み立てても、DIP20pinで組み立てても、倍増にはならない。十分にMonotronの中に入りそうだ。
ここはやめる勇気が試されるところかもしれない。